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足利産学官連携推進センター事務局(足利商工会議所内)

栃木県足利市通3丁目2757
TEL.0284(21)1354(代)
FAX.0284(21)6294
mail acci@watv.ne.jp


 技術開発<事例:1>
温度変化で透明から白色、白色から透明へと
       光透過が変化する素材; 感温性調光ポリマー

ジリジリと太陽が照りつける街中、バス停や店軒先の日陰に入るとホットします。特に今年の夏のように猛暑の季節は。けれども同じ場所でも、木枯らしの吹く冬の寒い季節になると、太陽の光が差し込み、青空の見える開放感が欲しくなります。そんな要求を叶えてくれる素材、それが感温性調光ポリマーです。

トロント大学のヘスキンスとギュレットは、1968年、ある種の高分子(ポリマー)が不思議な現象を示すことを発見しました。その物質はイソプロピルアクリルアミドポリマーで、低い温度の水にはきれいに溶けて透明ですが、水の温度が32℃以上になると突然溶けなくなり白く濁り出すのです。この現象は「相転移変化」、変化する境界の温度は「曇点温度」と呼ばれ、その後の研究により、メカニズムの解明が進みました。

一方、この相転移変化を応用して生活に役立てようとする試みも行われてきましたが、未だ一般的に利用されていません。その理由は、この物質が溶液中、白濁後に沈殿したり、また、ゲル状態の時、スポンジを潰したような体積変化が起こったりするなど、素材としての欠点があったためです。

今回の私の発明は、製造時に特殊な添加剤を加え、上記の欠点を改善した感温性調光ポリマーです。曇点温度が自由に制御でき、経済的な製造方法も見出しました。温度変化により光の透過率を調節できる調光窓(シート)として製品化すれば、冒頭のような街中のエクステリアや住宅の天窓、ビニールハウスなどの素材として幅広い用途に利用可能です。オフィスビル等の窓に装着すれば夏の冷房費が節減でき、二酸化炭素排出削減の具体的な対策となると考えます。製品化に興味の持たれた方々のご連絡をお待ちしています。

特願2004-182063
栃木県河内郡南河内町緑6−17−3  大金 信夫  TEL. 0285(44)6088


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